Release Notes: v0.1.10
v0.1.10 Release Notes
リリース日: 2025年10月23日
🔧 改善
📦 サンプル数量機能の削除
CATCH注文システムから「サンプル分(見本分)」の+1ロジックを完全に削除し、ビジネスロジックをシンプル化しました。
変更内容:
- 注文数計算の簡素化: CATCH分 + 学校分のみで計算(自動的な+1を削除)
- 一括出庫画面の簡素化: サンプル数量の入力フィールドと集計を削除
- 在庫反映ページの更新: 注文数計算からサンプル分を除去
- CATCH注文入力ページの更新: サンプル数量の表示と計算を削除
- 組織別CATCH出庫状況ページの更新: 注文数計算の修正
影響範囲:
- 管理者在庫一覧(
/admin/stock-overview) - CATCH注文数入力(
/admin/catch-shipping/{id}/edit-order) - CATCH注文一覧(
/admin/catch-shipping) - 在庫反映ページ(
/admin/catch-shipping/{id}/reflect) - 一括出庫ページ(
/admin/bulk-outbound) - 組織別CATCH出庫状況(
/admin/organizations/{id}/catch-shipping-status)
効果:
- ビジネスロジックが明確化
- コード保守性の向上
- ユーザー入力の簡素化
- 計算ミスのリスク削減
注意事項:
- 既存の在庫データには影響しません
- 今後の注文から新しい計算方式が適用されます
- 過去の反映履歴は変更されません
📅 在庫数推移の日付範囲計算の改善
組織ごとの資材在庫状況ページで、在庫数推移表の開始日計算にCATCH注文日も考慮するようになりました。
変更内容:
- 変更前: 入庫・出庫トランザクションの履歴のみから日付範囲を計算
- 変更後: CATCH注文の日付も含めて最古の日付を計算
対象ページ:
- 組織ごとの資材在庫状況ページ(
/organizations/{id}/inventory-status)
技術詳細:
- CATCH注文データの取得タイミングを最適化
- 注文日(
applied_date)を日付範囲計算に組み込み - 重複したデータ取得処理を統合
効果:
- より正確な在庫推移の可視化
- CATCH注文から反映までの期間も表示
- データの完全性向上
🔄 CATCH回次の受注日変更制限の撤廃
すでに反映済みのCATCH回次でも受注日(適用日)を変更できるようになりました。
変更内容:
- 変更前: 反映済みのタイトルの受注日変更を制限
- 変更後: 反映の有無にかかわらず受注日を変更可能
理由:
- 新しい整合性ガイドラインに合わせた仕様変更
- 運用の柔軟性向上
- 日付修正が必要な場合への対応
影響:
- CATCH回次編集画面(
/admin/catch-shipping/{id})での受注日編集 - 後続の回次の自動更新ロジックの簡素化
注意事項:
- 受注日を変更すると、関連する表示や計算に影響します
- 慎重に変更してください
🗓️ 受注日表示の改善
CATCH注文数入力ページで、受注日が設定されていない場合に「未設定」と表示するようになりました。
変更内容:
- 変更前: 空欄または不明な値が表示
- 変更後: 受注日がある場合は「YYYY/MM/DD」形式で表示、ない場合は「未設定」と明示
対象ページ:
- CATCH注文数入力ページ(
/admin/catch-shipping/{id}/edit-order)
効果:
- UIの明確化
- データの有無を視覚的に判別可能
- ユーザーの混乱を防止
🔧 技術的改善
バックエンド
ビジネスロジックの簡素化
- サンプル数量フィールドと関連ロジックの削除
- 注文数計算の一本化(CATCH分 + 学校分)
- 受注日変更制限の撤廃
- 後続タイトル更新ロジックの簡素化
データ取得の最適化
- CATCH注文データの重複取得を削減
- 日付範囲計算時の効率的なデータ活用
- 不要なデータベースクエリの削減
バリデーションの簡素化
- サンプル数量に関する検証ロジックの削除
- 出庫リクエストの検証コードの簡素化
フロントエンド
テンプレートの簡素化
- サンプル数量入力フィールドの削除
- サンプル関連の集計表示の削除
- 計算ロジックの簡素化
UIの改善
- 受注日の条件付き表示
- 日付フォーマットの統一
- フォールバック表示の追加
JavaScriptの最適化
- サンプル数量計算ロジックの削除
- 合計計算の簡素化
- コードの可読性向上
パフォーマンス
クエリの最適化
- CATCH注文データの一括取得
- 重複クエリの削減
- 日付範囲計算の効率化
フロントエンド最適化
- 不要な計算処理の削減
- DOM操作の最適化
- レンダリング効率の向上
📝 使用上の注意
サンプル数量の削除について
- この変更により、今後の注文では自動的に+1されなくなります
- 必要な場合は、CATCH分または学校分に手動で追加してください
- 過去の反映履歴には影響しません
在庫数推移表について
- CATCH注文日が非常に古い場合、表示範囲が広がる可能性があります
- グラフ表示のパフォーマンスに影響する場合があります
受注日変更について
- 反映済みの回次の受注日を変更する際は、影響を十分に確認してください
- 日付の整合性を保つよう注意してください
🔄 移行ガイド
データベース変更
このバージョンではデータベーススキーマの変更はありません。
API変更
既存のAPIとの互換性は維持されています。内部ロジックの変更のみで、APIインターフェースは変更されていません。
フロントエンド変更
- ブラウザキャッシュをクリアして最新のJavaScriptとCSSを読み込んでください
- 既存の機能に影響はありません
推奨事項
- サンプル数量が必要な場合の運用方法を確認してください
- 在庫数推移表の表示範囲を確認してください
- 受注日変更の運用ルールを確認してください
📄 変更ファイル
バックエンド
internal/handlers/admin.go- サンプル数量ロジック削除、受注日変更制限撤廃internal/handlers/material.go- 在庫数推移の日付範囲計算改善
フロントエンドテンプレート
web/templates/admin_bulk_outbound.gohtml- サンプル数量フィールド削除web/templates/admin_catch_shipping.gohtml- サンプル数量表示削除、受注日表示改善web/templates/admin_catch_shipping_view.gohtml- 注文数計算更新web/templates/admin_catch_shipping_reflect.gohtml- サンプル分計算削除
ドキュメント
docs/release-notes/v0.1.10.md(このファイル)
🎯 対象ユーザー
- システム管理者: サンプル数量の自動計算が不要になり、より柔軟な在庫管理が可能
- 入力担当者: シンプルになった入力画面で作業効率が向上
- 全ユーザー: より明確なUI表示と正確な在庫推移表示
🔗 関連プルリクエスト
- #46 - refactor: remove sample quantity logic and improve date range calculations
互換性: v0.1.9からの移行において、データベーススキーマの変更はありません。既存のAPIとの互換性は維持されており、すべての変更は内部ロジックとUIの改善です。既存のデータや機能に影響を与えることなく、より明確でシンプルなシステムになりました。